田辺海苔店のこだわり
海苔は食卓の主役ではありませんが
昔から日本の食卓に「なくてはならないもの」でした。
「日本の食文化と共にあり続ける」という気持を田辺海苔店は大切にしています。
・「焼き立て直送」
こだわりを持ち、美味しさを追求すれば本物を探す楽しみもまた増します。
例えばコーヒー、お茶等の嗜好品。
専門店にはお客様のニーズに合わせて様々な商品があり、その用途に合わせて
お客様にとって最適な商品を選ぶことができます。
海苔にも食べ方やその用途に適した商品があることをご存知ですか。
お客様の用途に合わせて目利きが選んだ海苔を新鮮な状態でお届けできる。
田辺海苔店は「焼き立て直送」の海苔専門店です。
・「美味しい海苔」を求めて
日本の海苔の生産量は一年間で約百億枚。
全国の産地、生産者、収穫時期、その年の出来等、毎年実に多様な個性を持った海苔が生産されており、その年の味、色艶、きめ細かさ等の出来によってランク分けされます。
私たち海苔の目利きは産地に赴き、直接手に取って選び、それぞれの個性に合った加工を行ないます。
海苔の生産者さんが丹念に作った海苔の個性を最大限に生かすため、温度・湿度・天候などの環境に合わせて適正に管理し乾燥させた後、海苔ごとに最適な温度とスピードで焼き上げます。
この工程を決して手を抜かず真面目に行なう事で原料としての海苔は最良の商品となります。
海苔は目利きが難しい商品です。
だからこそ海苔を扱う私たちの姿勢がそのまま海苔に反映されます。
田辺海苔店は先代の創業から。五十余年。
瀬戸内海全域の海苔の入札指定商社として、また九州からも仕入れを行なうことで、西日本全域の産地からより質の良い海苔だけを扱い、常に海苔の質を守ることを大切に考えた「美味しい海苔」作りを行なっています。
・「お客様の用途と海苔の個性に合わせて」
「どのようにして食べられますか?」
「美味しい海苔が欲しい」とお客様から注文を戴いた時にまずそのようにお聞きします。
例えば運動会のお弁当。
朝、巻いたり握ったりしてお昼に食べるのであれば海苔質のしっかりした商品を。
巻いてすぐに食べるのであれば柔らかくて口溶けの良い商品をお勧めします。
海苔は湿度によって結合が崩れ、温度によって薫りが深まるので温度、湿度、時間によって適した商品が大きく変わります。
より美味しく食べていただくために、巻き置きする巻き寿司の場合は火入れする前の乾海苔の状態の商品をお勧めすることもあります。
用途に適した海苔を美味しく食べていただく。
目利きの顔が見える専門店の強みです。
・「製造直販の良さ」とは
海苔の出来は毎年違います。毎年同じ産地、同じ生産者さんの海苔が一番の商品になるわけではありません。
「お客様が良い商品に出会う機会を増やしたい」
その思いで様々な産地からその年の良い海苔をしっかり吟味して持ち帰り、原材料をそのまま加工、販売します。
製造直販の良さは質の良いものをより安くお客様にお届けできることです。